執筆:水面ラボ編集部|更新日:2026-09-02
この記事のポイント
- 競艇の舟券は7種類。「着順を当てるか」「何着まで当てるか」で難易度と配当が変わる
- 初心者は的中しやすい複勝・拡連複・2連複から。慣れてきたら3連単へ
- 買い方は1点・ボックス・フォーメーション・流しの4型。点数が増えるほど当たりやすいが、トリガミ(払戻<投資)に注意
- 「点数の絞り方」は、軸(信頼できる艇)を決めて相手を必要な数だけ広げるのが基本
競艇の舟券は全部で7種類
競艇(ボートレース)の舟券には、単勝・複勝・拡連複(ワイド)・2連単・2連複・3連単・3連複の7種類があります。競艇は1レース6艇で行われ、どの範囲の着順をどこまで当てるかによって、的中のしやすさと配当の大きさが変わります。
| 舟券の種類 | 的中条件 | 組み合わせ数(6艇) | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 1着の艇を当てる | 6通り | やさしい |
| 複勝 | 2着以内に入る艇を当てる | 6通り | やさしい |
| 拡連複(ワイド) | 3着までに入る2艇の組み合わせ(着順不問) | 15通り | ややさしい |
| 2連複 | 1・2着の2艇の組み合わせ(着順不問) | 15通り | ふつう |
| 2連単 | 1・2着の2艇を着順どおり | 30通り | ふつう |
| 3連複 | 1〜3着の3艇の組み合わせ(着順不問) | 20通り | やや難しい |
| 3連単 | 1〜3着の3艇を着順どおり | 120通り | 難しい(高配当) |
それぞれの舟券の特徴

単勝
1着になる艇を1つだけ選ぶ、もっともシンプルな舟券です。6艇のうち1艇を当てるため単純計算では約6分の1。オッズの数字だけで人気・不人気の傾向をつかみやすく、レースの構造を理解する練習に向いています。
複勝
2着以内に入る艇を当てる舟券です。的中の幅が広いぶんオッズは低め(下限1.0倍台)。堅実に的中を積み重ねたいときや、軸にする艇の信頼度を測りたいときに使えます。一部のレース・開催では発売されないことがあります。
拡連複(ワイド)
上位3着までに入る2艇の組み合わせを、着順を問わずに当てる舟券です。「1着-2着」でなくても「1着-3着」「2着-3着」でも的中になるため、2連複より当てやすいのが特徴。初心者が最初に手を出しやすい舟券の一つです。
2連単・2連複
どちらも1着・2着の2艇を予想しますが、2連単は着順どおり、2連複は着順不問です。6艇立てで2連単は30通り、2連複は15通り。同じ2艇の組み合わせでも、当たる範囲が広い2連複のほうがオッズは低く出ます。
3連単・3連複
1〜3着の3艇を、3連単は着順どおりに、3連複は着順不問で当てます。3連単は120通りと点数が多く、数倍の堅い決着から万舟券(100倍超)まで配当の幅が非常に広い舟券です。競艇でもっとも売れているのが3連単で、3連複は3連単より当てやすく、配当は3連単の同じ3着組み合わせ3通りを合算したくらいが目安になります。
舟券の買い方|1点買い・ボックス・フォーメーション・流し
同じ「3連単を買う」でも、買い目の組み立て方(賭け方)にはいくつかの型があります。代表的な4つを押さえると、予算と狙いに合わせて点数を調整できます。それぞれの使い分けとトリガミ(的中しても収支マイナス)の防ぎ方は競艇の買い目の組み方でくわしく解説しています。

1点買い
買い目を1通りだけ購入する方法。的中すればオッズがそのまま利益になりますが、当たる確率は低くなります。狙いがはっきり決まっているときに向いています。
ボックス
選んだ艇の全ての着順の組み合わせを購入する方法。3連単で3艇ボックスなら6点、4艇ボックスなら24点、5艇ボックスなら60点になります。「この3〜4艇で決まる」と読めたが着順までは絞れないときに使います。
フォーメーション
1着・2着・3着に置く艇をそれぞれ指定して、その組み合わせを購入する方法。たとえば1着=1号艇、2着=2・3・4号艇、3着=2・3・4・5号艇なら、重複を除いて9点。「1着は堅いが2・3着は流動的」というレースで点数を抑えつつ的中範囲を確保できます。
流し(ながし)
軸にする艇を固定し、相手を複数選ぶ方法。3連単1着流しで「1着=1号艇、相手=2〜6号艇」なら20点。フォーメーションを簡略化した形で、軸1艇の信頼度が高いときに使います。
点数の絞り方の例
1号艇の逃げを信頼できるレースなら、「1着=1号艇 / 2着=2・3・4号艇 / 3着=2・3・4・5・6号艇」のフォーメーションで12点。1点100円なら1,200円。狙う組み合わせのオッズが平均15倍以上あれば、的中時に投資を上回りやすい計算になります。逆に点数を30点・50点と広げるほど、的中してもトリガミ(払戻<投資)になりやすくなります。
3連単と2連単の違い
3連単は1〜3着を着順どおりに当てる必要がある、もっとも難易度の高い舟券です。組み合わせが120通りと多いぶん、的中時の払戻(万舟券)が期待できます。一方の2連単は1・2着の2艇を着順どおりに当てる舟券で、30通り。3連単より当てやすく、配当も控えめになります。「高配当を狙うなら3連単」「的中率を優先するなら2連単」という使い分けが基本です。
2連単と2連複の違い

2連単と2連複はどちらも「1着・2着の2艇」を予想しますが、着順を当てる必要があるかが違います。2連単は「1着-2着」の順番どおり、2連複は順番を問いません。そのため2連複は2連単の半分の点数(6艇で15通り)で、同じ2艇でもオッズは2連単より低く出ます。「この2艇で決まりそうだが、どちらが1着かまでは読めない」というときは2連複が向いています。
「万舟券」とは
払戻金が10,000円(=オッズ100倍)を超える3連単のことを「万舟券」と呼びます。人気艇が上位に来なかった荒れたレースで発生しやすく、少額の投資で大きな配当になる一方、狙って当て続けるのは困難です。万舟券は3連単特有の呼び方で、2連単や2連複ではあまり使われません。
初心者はどの舟券から始めるべき?
競艇で的中の感覚をつかみたい段階では、当てやすい舟券から入るのがおすすめです。

- 最初は複勝・拡連複(ワイド):的中範囲が広く、レースの見方・オッズの動きに慣れやすい
- 次に2連複・2連単:2艇の勝負を読む練習になる
- 慣れてきたら3連単:点数の絞り方(軸と相手の決め方)を身につけてから
いきなり3連単を広い点数で買うと、当たっても収支がプラスにならないことが多く、負けが込みやすくなります。まずは1〜2種類に絞って、レースの流れとオッズの関係をつかむことが上達への近道です。
舟券を選ぶときの考え方
舟券選びのコツ
- 買う前に「1レースにいくらまで」の上限を決める
- 点数を増やすほど当たりやすくなるが、狙う組み合わせのオッズが低いとトリガミになる
- 軸(信頼できる艇)を1つ決め、相手を必要な数だけ広げると点数を管理しやすい
- 3連単だけでなく2連単・拡連複のオッズも見比べ、割に合う舟券種を選ぶ
舟券の購入は20歳以上から。のめり込みに注意し、余裕資金の範囲で行いましょう。当サイトは的中や利益を保証するものではありません。
よくある質問
Q. 点数を増やせば増やすほど当たりやすくなりますか?
A. 的中する確率は上がりますが、1点あたりのオッズが低い組み合わせを多く含めると、的中しても払戻しが合計投資額を下回る「トリガミ」になりやすくなります。点数とオッズのバランスが重要です。
Q. ボックスとフォーメーションはどちらがいいですか?
A. 着順まで読めないときはボックス、1着や2着候補をある程度絞れるときはフォーメーションが効率的です。フォーメーションのほうが同じ狙いでも点数を抑えられることが多いです。
Q. 3連単は何点くらいまで買っていいですか?
A. 明確な基準はありませんが、狙う組み合わせの平均オッズ×点数の目安で「的中時に投資を上回るか」を先に計算するのがおすすめです。オッズが低い買い目を並べて点数だけ増やすのは避けましょう。
Q. 拡連複とワイドは同じものですか?
A. はい、同じ舟券です。「拡大連勝複式」の略で、一般には「ワイド」と呼ばれます。上位3着までに入る2艇の組み合わせを、着順を問わずに当てます。
Q. 単勝・複勝が買えないレースがあるのはなぜですか?
A. 単勝・複勝は一部のレースや開催で発売されないことがあります。3連単・2連単など主要な舟券は基本的に全レースで発売されています。
まとめ
この記事のまとめ
- 競艇の舟券は7種類。着順を当てるか・何着まで当てるかで難易度と配当が変わる
- 初心者は複勝・拡連複・2連複から始め、慣れてきたら3連単へ
- 買い方は1点・ボックス・フォーメーション・流しの4型
- 点数は「軸を決めて相手を必要な数だけ広げる」と管理しやすい
- 点数を増やすほど当たりやすいが、トリガミにならないかオッズとあわせて確認する
買い方に慣れてきたら、オッズの見方や舟券の買い方(ネット投票・競艇場)もあわせて確認しましょう。
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